小さい頃からフツーに親に連れられて半島の山ん中を歩いていた私。
国定公園の牡鹿半島。
春は山菜。秋はキノコ採り。
キノコや山菜は、毎年同じ場所に生えてくるから、
自分だけの場所は秘密。他の人には絶対に教えないのじゃ。
が、うちの父親は人が良いので、「教えてくれ」と家に来た人に
地図を書いて場所の説明をし、後で母親に「何で教えるんだ!」と
叱られていた(笑)
とにかく山歩きが好きな父親だった。。。
毎回の様に連れて行かれるから、小学校に上がる前の私でも、
木の位置と形と地形を見れば、”山のどの辺を歩いているか”分かった。
途中で飲む沢水は美味しかった。。。
(今行ったら、完全に100%迷子になる自信あり!
)

いくら山に入ろうが、勝手に木の下で休もうが、
誰からも一度だって叱られたことかなかった。。。
そんな地域で育った。

で、少し前の話になるが、
仙台の某地区にある”里山”と呼ばれる場所に行ってみた。
山間に田んぼがあり、川が流れ、木が生い茂り、小さな集落があり・・・、
そのきれいな景色に見とれてしまった。
畔に車を停め少し歩いてみた。
自然児の息子は網を持ち、夢中で魚すくい。。。

小さな魚を二匹GET。この魚は何だろね?なんて話してたら
その土地に住んでるおじさんが血相変えて来た。
で、おもいっきり怒鳴られたよ。
「おまえ達!誰の許可をもらってこの土地に入っているんだ!!」
「勝手に人の土地に入っていいと思っているのか!!」
「勝手に魚を捕っていいと思っているのか!!」
「山を歩いてただろ?持ち主の許可をもらってるのか?!!」
「あんた、常識外れの親だな!!」
太陽サンサン、鳥のさえずり、水がキラキラ、蛙の鳴き声・・・
そんな中で二人で延々叱られた。
生まれて初めて自然の中で遊んでて叱られた私達はフリーズ状態。
田んぼの畔や山を歩くだけでその土地の人の許可が必要なの?
知らなかった・・・初めて聞いた・・・誰が持ち主なのかなんて知らないよ・・・
いくら謝っても許してくれない。。。

こんな所、二度と来るもんか!

半島の山が恋しくなった。